なぜ、試合で勝てないのか
練習では、良いプレーができるのに、試合になるとパフォーマンスが落ちてしまう。
技術的には、負けるはずがないのに、なぜか格下に負けてしまう。
もしくは、格下には勝てるけど、同等のレベルのプレーヤーと対戦すると全く勝てない。
などなど・・・・
自分が勝てない理由、負ける時のパターンや苦手とするパターンは必ずあるはずです。
まずは、客観的に自分のプレースタイルを分析し、どのような相手に弱いのか、もしくはどのようなパターンで負けてしまうのか、勝った試合ではなく、負けた試合を自分なりに分析することが大事です。
本ブログでは、技術的な話ではなく、試合の運び方や考え方を、経験談を混ぜながら話を進めていきます。
少しでも、試合で勝ち、テニスの楽しさを知って頂ければ幸いです。
よくある負けパターン①
さっそく、私の体験談でもありますが、ショットの威力は相手より上だが、とにかくボールを繋がれて負ける。
私自身、このタイプのプレーヤーに、とにかく負けまくりました(笑)
こういう、いやらしいプレーヤーよくいますよね(笑)
俗にいう「シコラー」と言われるやつです。
テニスを始めて、最初の壁がこのような相手だと思っています。
全く攻めてこないけど、その分ミスをしないので、ポイントが長くなり、イライラと疲れが溜まり、ミスを量産し負けてしまう。その後の試合でも、トラウマを持ってしまい、似たようなプレーヤーと当たると簡単に負けてしまう。テニスをやっている方なら、こう言った、パターンにハマってしまい負けてしまった経験のある方はいるかと思います。
このような相手に当たったとしても、決して苦手意識を持つのではなく、冷静にコートに入り次のことを意識してみましょう。
- コートの内側に入るようにして、相手の時間を奪おう。
ただ、ボールを返してくるだけの「シコラー」であれば、相手のポジションは基本ベースラインより後ろになるはずです。
相手のポジションを確認し、ベースラインより後ろにいる場合は、すかさずポジションを上げ、ベースラインの内側で、プレーすることを心掛けましょう。
ベースラインの内側にポジショニングすることができれば、ショットの威力だけに頼らず、タイミングや角度を付けたボールを打つことが可能になるはずです。
相手は、ポジショニングを上げられるとかなりプレッシャーになるはずです。
例え、「こいつなかなかミスんねぇなあ」と思っても、少し試合のやり方を変えれば、試合の流れは大きく変わるはずです。相手の得意とするプレースタイルになるべく付き合わないことが、試合で勝つ上で、かなり大事な考え方になってきます。
よくある負けパターン②
我慢しきれず、攻め込んだ結果ミスを量産してしまい負けてしまう。
負けパータン①に近いかもしれませんが、少し違います。
このパターンは、相手のプレースタイルがシコラーとか以前の問題です。
テニスは、相手より1球でも多くコートに返球したほうが勝つスポーツです。
相手より、多くエースを取ったほうが勝ちではありません。
フェデラー選手のようなカッコいいテニスをしようとして、ただ闇雲にエースを狙いに行くのではなく、まずは、試合の中で相手とのラリーを楽しみましょう。
守備もできない状態で闇雲に攻撃をしても、圧倒的にエースを取るよりもミスをする確率のほうが高いです。
相手とのラリーの中で、攻めと守りのメリハリを付けれるようにしましょう。
初心者同士の試合では、圧倒的にミスが少ない方が勝率が高いです。
よくある負けパターン③
自分と同じ位のレベルのプレーヤーと対戦すると勝てなくなってしまう。
結局良い試合をするけど、最後は負けている。こんな経験ないですか?
試合が終わって、ナイスゲームと声をかけられた後に、「良い試合をしても勝てないと意味ないやん。」みたいな不貞腐れ方を私自身よくしていました。(笑)
このように、同等のプレーヤーと対戦すると、全く勝てない時期が私自身ありました。
ここで、なぜ勝てないのかと一晩中考えた結果。
自分には、流れを変えるショットを持っていなかったことに気づきました。
同じテンポのまま試合が進み、相手に球質やタイミングなどを合わせられているのではないかと。
私には、自信を持ってこれは得意ショットや!と言えるショットを持っていなかったのです。
このままでは、ファイナルセットや長期の試合にもつれ込んだ時に、流れを変えることができない。
1つでも武器になるショットがあれば、試合を楽に進められるのになぁと考えました。
そこで、唯一人並以上には、得意だなと感じるショットがありました。
それは、バックハンドのダウン・ザ・ラインです。バックハンドのダウン・ザ・ラインショットは、私の中では、得意ショットではあったので、重要なポイントで織り交ぜてみようと考えました。
すると・・・
効果は絶大でした。競っている試合の中で、バックハンド一発で試合の流れを変えることができました。相手に警戒させるだけでもこっちのものです。
競っているときこそ、自分の武器を生かすことができれば、相手の心を折ることも可能です。
相手も満身創痍の中プレーしているわけですから、得意ショットを決められた時の絶望感は計り知れないです。
でも、得意ショットの連発は避けましょう。相手にパターン読まれてしまうか、ショットの威力などに慣れてしまう可能性があるからです。
自分の武器は隠し玉として、重要な局面で発動させることが大事になってきます。
最後に
ここまで、読んでいただきありがとうございます。
当ブログでは、皆様に少しでもテニスを楽しんでもらえるように、発信を続けていきたいと( `ー´)ノ
これからも、少しでも役に立つようなブログを更新できればなと考えています。
それでは( `ー´)ノ